2006年度のさんぽ †前期 †役員と係の体制 †2年生および3年生に乏しく兼任が増加した。このことにより、係・役員一人当たりの負担が増大し、問題化した。 2005年度の役員・係 †
年度末(2007年1月)のメンバー構成 †
少子高齢化進む †春新歓で入部・定着する新メンバーが少数であった。とりわけ1年生が少なかった。それに対し団塊世代の多くが大学院に進学し、少数の新歓後に入部したメンバーが活躍するようになった。また、他大学からの入部もあり、定着が進んだ。これまでも他大学入部はあったが、ほとんど定着することがなかったので、大きな変化である。 第4回峠の茶屋(名大祭) †名大祭係は松田。 長田の提案により、胸にさんぽのロゴの入ったブルーのオリジナルポロシャツが作られた。オリジナル衣装が作られたのはこの年が初めてであり、また、その後も行われていない。しばらくの間、このポロシャツで定例山や自主企画に参加するメンバーがあった。 また、この年、宮田の提案により、メニューに「ところてん」が導入された。 大型自主企画の実施(屋久島宮之浦岳) †この年、夏休み期間中に移動距離・期間・参加者ともに大型の自主企画が実施された。日程は、2006年9月3日~7日で4泊5日、人数は15人、目的は屋久島・宮之浦岳の登山であった(幹事・富田)。富田が大川の滝の滝つぼに携帯電話を落したのをはじめ、時計やサンダルの忘れものなどいくつかのトラブルもあったが、全員無事宮之浦岳に登頂を果たした。ヤクシカ・ヤクザルにも出会い、海に架かった大きな虹にも遭遇するなど、その前後の観光も楽しんだ。 これ以降、さんぽでは、もはや公式行事だけがメインの行事というわけではなくなった。この夏の大型自主企画は、2007年度以降も引き継がれてゆくことになる(2007年:トカラ列島、2008年:利尻山、2009年:知床半島など)。一方で、この企画のために夏合宿の規模が縮小してしまうという結果も招いた。 また、この企画では、旅行中の様々な会計時に、あらかじめ参加者から集金したお金をプールして使う「共同財布方式」がさんぽで初めて採用され、以後も大人数企画でしばしば用いられるようになった。 夏合宿の縮小実施(御嶽山:1泊2日) †2006年8月29日~30日に、夏合宿として御嶽山登山が行われた。参加者は7名、1泊2日と昨年より規模が縮小した背景には、上述の屋久島大型自主企画のほかにも、少子高齢化の影響があった。すなわち、企画を立案できるアルプス経験者がほとんどおらず、企画をなかなか立てることができなかったのである。幹事の大畑の機転で屋久島と差別化し、辛うじて中止に追い込まれずに済んだ。期間中は好天に恵まれ、御嶽の大自然と星空を満喫した。 さよなら廣澤邸(美浜最後のポスト夏合宿) †屋久島企画の直後、2006年9月8日~10日にポスト夏合宿が行われた(幹事・廣澤+宮田)。廣澤邸を使用する最後の合宿行事と決まっており、延べ21人が毎年夏(と春)にお世話になった廣澤邸の思い出を語りながら別れを惜しんだ。廣澤邸の清掃なども行った。 そのほかの動き †
後期 †さんぽ2回目の追い出しコンパ †2007年3月5日に、1年ぶり2回目の追いだしコンパが名駅の居酒屋で実施された(幹事・滝藤)。団塊世代および相当世代の4人がOB・OGとして巣立ち、OB・OGは計6人となった。 このコンパで、滝藤と富田により、これまでのさんぽの歴史と卒業生のさんぽでの歩みを紹介したビデオが作成され、放映された(「廣澤邸物語」など)。また、戸田により、このコンパに合わせてさんぽ5周年誌が発行された。この編纂過程で、これまでのさんぽの行事記録を整備・保存しようという動きがうまれ、来年のOB・OG会設立に向けた動きにつながってゆくことになる。 春合宿計画されず †2006年度は、昨年度に引き続き春合宿が実施されなかった。本年度は計画さえされず、このようなことはさんぽ史上初であった。春合宿の経験者が高齢化または卒業した結果、以降「春合宿」を冠した企画は実施されないまま、現在に至っている(2010年度現在)。翌年以降追いコンが宿泊を伴って実施されるようになったので、春合宿が追いコンに吸収合併されたともいえる。 会則およびマニュアルの整備 †この年度末(2007年3月)、戸田の音頭取りにより、現状に合わなくなっていた会則を大幅に改正された。これにより、会員の定義、責任範囲を含めた自主企画・公式行事の区分が明確化された。同時に、山係マニュアルも改正され、危機管理・留守係などのマニュアルも新たに整備された。 一方で、この整備作業について例会で詳細な議論が続いたため、批判も出た。 選挙実施改革 †2007年度に向けた役員選挙は、少子高齢化の進行に伴い、投票率の低下が危惧された。選管(廣木)による投票率向上策の結果、昨年度(2005年度)の47.2%から88.6%に上昇し、成功を収めた。投開票は、は2006年12月25日に実施された。 例会改革 †本年度後期、例会がなかなか始まらないことへの批判が聞かれるようになり、18時15分には必ず開始するように徹底された。しかし、出席率が低いままであり、例会の抜本的な改革が求められるようになった。 |